INTERVIEW 04

現場第一で
気の利いた商品管理
私たちの物流革命です。

京野 祐介キョウノ ユウスケ
物流担当 / 2016年入社 / 1984年生まれ

倉庫から、現場を助ける。

KDSの物流事業が主に扱うのは、アンテナ、LAN、スイッチ、防犯カメラなどのネットワーク資材や電気設備。それらの入出庫作業だけでなく、配送手配、産廃品処理、加工など、単なる倉庫のイメージから脱却したさまざまな業務にあたっています。

特に力を入れている業務が、加工です。装置にモジュールを挿したり、電気スイッチのパーツを組み立てたり、ネットワーク機器の設定を入力したり、これまで現場で行ってきた資材の加工を倉庫にいる私たちが行っています。顧客である工事会社から「作業効率が上がって助かった。ありがとう」という声もよくいただくので、重労働になりがちな現場作業員の働き方改革に貢献できている実感があります。他にも顧客の悩みを直接聞くことで、さまざまな工夫をしてきました。例えば、現場でゴミが多くて困っていた時には緩衝材をなるべく減らしたり、現場で使う順番に合わせて資材を積み込む順番を変えてみたり。顧客のニーズをくみとり、工夫することで、喜ばれるのが嬉しいですね。

ノーミスとハイスピードで、顧客に貢献できる。

工夫や応用も大事ですが、その前にまずは物流の基本を徹底しなければいけません。私たちが気をつけているのは、ミスのない慎重な行動です。たとえば入出庫の際は、資材の漏れがないか、破損がないかなどのダブルチェックを徹底しています。紛失や破損があれば、顧客に迷惑をかけ、会社への信用を落とすことになるからです。スタッフ一丸となって徹底してきた結果、ここ3年ほどは大きなミスも起きず、KDSに物流事業をお任せいただいている会社からの表彰を受けることもできました。

また、慎重でありながらも、素早い対応を心がけています。なんといってもKDSの強みは、コストカットという常識に反してあえて在庫を多数抱えていること。バリエーションに富んだ在庫を抱えているからこそ、急な注文にも対応できます。倉庫ではスタッフ全員がスピード感を持って取り組むことで、注文を受けてから2時間ほどで加工から荷造りまですることが可能です。

未経験からでも、特技を活かせる。

今では物流事業を率いるようになった私も、最初は全くの未経験でした。前職はCMの制作会社でAD(アシスタントディレクター)として働いていましたが、あまりの労働環境の劣悪さに耐えきれず、転職を決意。当時よく耳にした「物流革命」という言葉に惹かれ、物流事業を手がける会社を探していました。当時のKDSでは物流事業の立ち上げメンバーを募集しており、せっかくなら自分らしい物流革命を起こしたいと思い、入社しました。そうして入社後はさまざまな経験を経て、現場に合わせて柔軟に対応できる物流サービスを作りあげてきました。

もちろん、ADとしての経験も活きています。それが、最近力を入れ始めた営業活動。事業をもっと拡大したい。もっとたくさんの顧客の物流を担当したい。その思いで新しい顧客のもとへ伺う際に役に立つのが、AD時代に学んだ取材力です。いきなり提案から入るのではなく、まずはヒアリングに注力する。聴き出した悩みが、顧客に求められる提案をつくる材料になっています。今の営業成功率は、だいたい50%。今後はこの比率をより高め、事業の拡大を続けることで新規拠点を立ち上げるのが、直近の目標です。

1日のスケジュール

  • 9:00 始業(入庫)

    メーカーから送られてくる資材の荷受け作業。資材は精密で高価なものが多いので、壊れないように慎重に検品。記録をしたら保管棚に収める。
  • 11:00 加工

    入庫作業が終わると、次は加工作業。時間に余裕のある場合は当日に必要な量だけでなく、倉庫内の資材をまとめて加工する。
  • 12:00 ランチ

    新設されたばかりの休憩室で昼食。
    休憩室は仮眠室・シャワーや
    マッサージチェアも完備。
  • 13:00 出庫準備

    出庫する資材をピッキングして、配送先ごとにまとめる。紛失のないよう荷物の写真を撮影し、シリアルナンバーを記録。午前中に加工が終わらなかった場合は、この時間を使って継続する。
  • 15:00 出庫

    トラックに荷物を積み込み、そこからは配送業社にバトンタッチ。工事会社が倉庫まで直接受け取りに来ることも。
  • 17:00 訪問

    工事会社へ営業訪問に出かける。営業の予定がない時は倉庫に残り、その日の確認や次の日の入庫準備にあたる。
  • 18:00 終業

    定時に帰宅。社内外の友人と
    飲みに行くことも多い。
  • 応募者に一言

    心配性の人は、もしかしたら入社や転職にも悩みが尽きないかもしれません。でも、そんな人こそ、物流事業に向いていると思います。心配性を活かして、ぜひノーミスを達成しましょう。

    そうはいっても誰にだってミスはあります。私も以前に一度だけ製品を落として破損してしまったことがありますが、部長がすぐにやってきて顧客に謝罪し、調整してくれました。今度は私が後輩のフォローをする番。ミスを過剰に恐れることなく、安心して働ける環境をつくります。

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